舩橋より:「ある職場」公開記念・舩橋淳特集上映!

今週3/4より3/20まで舩橋淳の映画レトロスペクティブを代官山Theater Guild で開催します!
最初の目玉は、20年ぶり公開の第1作長編「echoes」
僕としては、もはや恥ずかしいを通り越して、うれしい感傷を持つ作品・ロードムービーです。
とにかく映画が好きで16ミリのキャメラを持って、相棒たちと一緒にNew York のイーストヴィレッジ とお隣New Jerseyを車で往復しながら撮ることが楽しくて仕方なかった。モノクロームの粒子を愛してやまないのも、この頃から始まっています。
また、その前に作った短編も上映します。
ロベール・ブレッソンの「トーキーは、静寂を生んだ」という言葉にインスピレーションを得て撮った映像詩です。よろしければ。
この映画館Theater Guildの形態は、すこし変わっています。
ギャラリー街の中にバーを併設した展示スペースで映画を見るような。テスト上映しましたが、巨大4Kスクリーンとワイヤレスヘッドセットの音響は、素晴らしいの一言です。
上映後は、お酒を片手に観客の皆さんと意見交換をする時間を設けます。作り手が一方的に話すだけでなく、交流をするような空間にする演出。僕もこの期間は、毎回上映後トークに伺います。
少々料金が張りますが、そんな映画体験として来ていただけたら嬉しいです。
舩橋淳
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『ある職場』公開記念 舩橋淳特集上映
20年ぶりの上映監督第1作『echoes』+短編『Talkie & Silence』
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■作品紹介
『echoes』
N.Y.イーストビレッジに暮す、主人公レスリー。友達はいても、空虚な生活。一枚の写真を見つけた時から、時が動きだす・・・。
モノクロの詩情豊かな映像の中に、精神的な結びつきを探し求めるニューヨークの若者たちの孤独を描く。世界の国際映画祭で賞賛をあびた舩橋淳のデビュー作。
2000年 / 日本 ・アメリカ合作 / モノクロ / ヴィスタサイズ / 72分
初期短編『Talkie & Silence』
恋人と破局を迎えたヤナは、マンハッタンのあるカフェで聾者の老人と出会い、彼の目を通して世界を異なる視点で見つめてみることを体験する。
ニューフィルムメーカーズシリーズ(ニューヨーク),シアトルアンダーグランド映画, イーストランシング映画祭(ミシガン)招待作品
1999年 / アメリカ・日本 / 16mm / 17分
■上映日時・会場
3月4日(金)
19時~20時29分(72+17分)
上映後トークショーあり
会場:代官山シアターギルド
料金:3500円 ウェルカムドリンク付
詳細・チケット購入→ https://theaterguild.co/movie/
■スケジュール
18:30-19:00 開場・ドリンクタイム
19:00-20:29 上映『echoes』(72分)+初期短編『Talkie & Silence』(17分)
20:30-21:00 舩橋監督登壇トークショー
21:00-22:00 ドリンクタイム
-22:00    閉館
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映画「ある職場」公開記念 舩橋淳特集上映 3/4〜3/20(予定)
Filmmaker ATSUSHI FUNAHASHI Retrospective
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日本社会のジェンダー不平等を問いかける最新作「ある職場」の公開を記念して、映画作家舩橋淳の特集上映を、3/4〜3/20までシアターギルドにて行います。
詳しくは劇場シアターギルドのHPまで:https://theaterguild.co/movie/
 
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【いよいよ3月5日より映画『ある職場』ロードーショー!】
オンラインチケットは前日金曜4日より販売。
満席になる可能性もあるのでお早めにお求めください!
 
上映期間:3月5日(土)〜3月18日(金) 1日1回上映を予定
      平日 19:20〜21:40      土日 15:00〜17:20
初日は、監督と主要キャスト全員による舞台挨拶。
そのほか特別ゲストを招待してのトークイベントも多数!
詳しい上映情報はポレポレ東中野webサイトにて
映画『ある職場』
監督、撮影、録音、脚本、編集: 舩橋淳 
出演:平井早紀、伊藤恵、山中隆史、田口善央、満園雄太、辻井拓、藤村修アルーノル、木村成志、野村一瑛、万徳寺あんり、 中澤梓佐、吉川みこと、羽田真
2020年/135分/カラー&モノクロ/16:9/DCP
     

ワールドセールス:ARTicle Films 植山英美 配給・宣伝:株式会社タイムフライズ © 2020 TIMEFLIES Inc. 

Atsushi Funahashi 東京、谷中に住む映画作家。「道頓堀よ、泣かせてくれ! Documentary of NMB48(公開中)」「桜並木の満開の下に」「フタバから遠く離れて」「谷中暮色」「ビッグ・リバー 」(2006、主演オダギリジョー)「echoes」(2001)を監督。2007年9月に10年住んだニューヨークから、日本へ帰国。本人も解らずのまま、谷根千と呼ばれる下町に惚れ込み、住むようになった。

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