放浪記 A Wanderer's Notebook
成瀬巳喜男 1962 124分 東宝スコープ 原作:林芙美子 主演:高峰秀子、草笛光代、田中絹代、加藤大介、宝田明 林芙美子の原作にあったのだろうか、中盤、シーンの頭に芙美子(高峰)の日記(散文)が挿入される。物語に一定...
...成瀬巳喜男 1962 124分 東宝スコープ 原作:林芙美子 主演:高峰秀子、草笛光代、田中絹代、加藤大介、宝田明 林芙美子の原作にあったのだろうか、中盤、シーンの頭に芙美子(高峰)の日記(散文)が挿入される。物語に一定...
...溝口健二 1946 95分 松竹京都 劇場で見るのは2回目。30年代以降の溝口・三木コンビの撮影が出色。まるで無駄のないキャメラワークと演出の呼吸は圧倒的で、ラスト、おきた(田中絹代)にぐーっとキャメラが...
...成瀬巳喜男 1952 93分 出演:高峰秀子、浦辺粂子、香川京子など 3度目の再見。陰惨とした住環境、肉親間のしがらみの中に捕らわれている主人公の鬱憤が、ふつふつと煮えたぎってゆき、中盤のある一点において解放され...
...成瀬巳喜男 1939年 67分 少女二人を通して、大人のいびつで、時には醜悪な意識対立を浮かび上がらせた傑作。娘の成績が芳しくなかったことをきっかけに母親(村瀬幸子)が成績のよい娘、そして教師が「育て方がよい」と褒め...
...監督:コーエン兄弟 Joel and Ethan Coen 2007年、122分 荒野の真ん中で麻薬を巡る闘争の後、そこには男たちと犬の死骸が残されていた。金を持ち逃げした男の死体を、偶然発見してしまったJosh Bro...
...ビュル・オジェ とミシェル・ピコリ、この二人が会食する。それだけで人生の光と翳りを豊かに見せることが可能であり、一本の映画になりえるはずだという確信の潔さがあまりにも見事で、ぶったまげてしまうのが、この作品である。短い、...
...しばらくブログ自体、人の日記を読んでどこが何がおもしろいのかと思ってたが、実はその日常的な随筆の中に思いがけない発想が生まれてくると言うことも体験的に経験したので、映画を見て、映画を撮ってという経験を日々行うそのプロセス...
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