『ポルトの恋人たち〜時の記憶』の公開に先がけて行われたマスタークラス(11月3日、アテネ・フランセ文化センター)に、アナ・モレイラ、柄本佑、舩橋淳監督が講師として登壇。モレイラが”若きアウロラ”を演じた『熱波』(ミゲル・ゴメス監督/2013)と2本のショートフィルム『ウォーターパーク』(アナ・モレイラ監督/2018)&『ムーンライト下落合』(柄本佑監督/2017)を上映後、映画プロデューサー市山尚三が司会を務め、それぞれの監督作品や『熱波』、ふたりが出演した『ポルトの恋人たち〜時の記憶』(舩橋淳監督/2018)について意見を交換。ポルトガルと日本をつなぐ、熱い映画トークを堪能した。3人が抱くそれぞれの映画へのディープな思い、終盤には『ポルトの恋人たち』の見どころやポルトガルと日本の撮影の違いについても語られた。ほぼ全文を掲載します。(敬称略)
取材・文:福嶋真砂代